今回のゲームの音楽は、ヤマハの「MU128」という骨董品みたいなMIDI音源一本で作っています。
今の時代、ステキなソフトシンセがいっぱいあるので、こんなものを使うよりよほど豪華でいい音の曲を作るのに役立つとは思うのですが、なにしろこいつは10年以上のつきあいなので、「自分のアタマの中にある音を出すには、どれを選べばいい」みたいなことがすぐにわかるのです。音色を一生懸命作り込まなくてもいいので、結果的に作曲に集中できる……というのは言い訳で、新しいものにチャレンジする意欲が年々弱まっているだけです。ハイ。
1・2・8・ダァー
オーケストラを目指して闘い続けたMU128(右)の魂は
MU2000(左)へと引き継がれた。
で、その愛しのMU128ちゃんの動作、このところ怪しくなってまいりまして困っておったところ、オークションで格安の上位機種「MU2000」を発見。このたび、闘魂継承とあいなったわけです。
シャンパンゴールドに輝くこの新たな相棒、MU128と同等の最大同時発音数128音を実現するのはもちろんのこと、なんとUSBでPCと接続が可能で、サンプラーまで内蔵し、GS規格を正式にサポート!別途プラグインボードを追加することで音色の拡張が可能!という、2000年代初頭における夢のスーパーマシーンでございます。……10年を経て、ただのでかい箱になっちゃいましたけどね。
YouTubeからデモソング拾ってきた。なんか歌っておる。
「リッジレーサーR4」のオープニングみたいだ。
ということで、僕も2000年代初頭のフレッシュな気持ちに戻って、創作に勤しもうと思います。
「ソフトシンセ?そんなのCPUのパワーばっかり食っちゃって、使い物になるわけないじゃん?」
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