2019年8月26日月曜日

Chapter3:聖騎士アルディン-1

『聖騎士アルディン』



〇バイア・フレー城内


   アルディンのいる部屋の外で騎士と神官が言い争っている


騎士「……!
  ……‼」

神官「……!……‼」

アルディン「(騒がしい……)」




   アルディン操作可能
   扉の前まで移動するとイベント


騎士1「拙者を侮辱するか!」

騎士2「そうだ!神官とはいえ聞き捨てならぬぞ!」

神官「現にお主等が宝物庫より何かを持ち出したのを見ていた者がおるのだぞ!
  事実であれば重大な背信行為であるぞ!」

騎士3「そこまで言うのであればその者を連れてまいれ!」

神官「よくぞ申した!
  審問官を呼び裁判にかけてくれるわ!」

騎士1「ハッ!
   望むところである‼」

   部屋から出るアルディン
   騎士がアルディンに気づく

騎士3「……ム」

   騎士達立ち去る

騎士2「覚えておれ!」

神官「フン……」

   操作可能


・騎士や神官との会話


神官「邪教徒の財宝を私物化するなど言語道断ではないか!
  聖騎士殿はどう思われるか?
  神の国は目前だというのに困った事ではないか?
  ……のう?」


騎士「血を流すのは我々なのだ
  聖騎士殿ならお分かり頂けるであろう」

騎士「あの神官め!城はいつ壊すのかだと⁉
  この城とて多くの同胞を失い得た物ではないか!


  奴ら城を壊したら何処で寝泊りする気でしょうな?」

騎士「日々の祈りは欠かしたことは無い 
  だが祈りでは腹は膨れん……」

騎士「……拙者をお疑いですかな?」(盗みを疑われた騎士)
   ・選択肢
  
   ・はい
  「心外な!」
 
   ・いいえ
  「さすがは聖騎士殿 分かっておられる」


神官「毎日多くの高級神官が祈りを捧げてるとはいえ……
  邪教の塔に寝泊りするのは落ち着かないなぁ……」

高級神官「総督は何をしておいでか?
    書庫に篭ったまま出てこぬではないか?

    早うこの邪教の塔を打ち壊す算段をせねばならぬというに……」

若い神官「私 見たのです!
    騎士達が宝物殿に忍び込んでですね……
    な
    なんと
    お清めの済んでいない剣を持ち出したのです……!
    おお……!
    恐ろしい!」


無学な兵士「ありゃりゃりゃりゃ
     近くに川も井戸もないのに水が流れてるぞ?」

技師だった兵士「あの奥に樋があるのかな~?
       しかしどうやってここまで水を上げてるんだろう?」


鍛冶屋だった兵士「うちの隊長が偉く立派な剣を持ってたんだけど
        あの拵えはフレーニア風だったなぁ……

        え?うちの隊長ですかい?
        偉く古風な喋り方をする騎士ですよ」



〇サルマーン執務室


   書物が積み上げられている


サルマーン「おお!アルディン!
     ム……暗い顔だな?
     ……フフン?どうせまた騎士と坊主どもの諍いでも耳にしたのであろう?
     クソ真面目ではもたんぞ?」

   サルマーン書類に没頭、眼も合わせずの会話

アルディン「……邪教の塔が陥落した今 二十年に及ぶ神征はまさに終わろうとしておる……
     聖戦が終わり騎士たちは褒賞を求めておるが 神官は聖絶の規則に則り全てを灰にせよという…… 我々聖騎士は……」

サルマーン「おう!
     そう!まさにそれよ!
     このフレーニアの文化はやはり進んでおる!
     特に城内に水を引き入れる機構が凄くてな!技師に尋ねても殆ど仕組みが分からんということだ!これらを全部焼き払ってしまう前に戦史としてなるべく詳細に記録せんと……
     とんでもない損失だわい
     しかし 戦史を編纂するのも神官ときとるからな!
     まったく!
     奴らの脳みそといったら天の国での事しか考えとらん……っと!
     (アルディンの方を見る)
     ……怒るでない。
     何も教義を疑っての事ではないわ」

アルディン「……ムウ
     それにしても軽率であろう……」

サルマーン「重いのう……
     総督など柄ではないというに」

   再び書類を見る

サルマーン「まったく 筆頭騎士殿も手伝ってはくれぬか?」

アルディン「……俺は 所詮戦うだけが能の男よ……」

   アルディン、部屋を出ようとする

サルマーン「ア~ルディ~ン!」

   声をかけられ立ち止まるアルディン

サルマーン「城下に行くのであれば さぼるだけが能の男であるところのナーゼルヘムを探してきてくれ!朝から姿が見えん!」

アルディン「……承知した」

   アルディン、部屋を出る



〇城外(城下町)


   兵士間の話
   一般兵は農民とか猟師出身が多い
   あまり教養がなく狂信的なものもいる
   兵士の信仰心と神官のそれの違いがわかる


神官「聖絶せよ!
  邪教により汚されたこの地を清めるのだ!
  邪教徒の手によりしものを私物化するは穢れであるぞ!
  全てを神に捧げるのだ!
  聖絶せよ!」


騎士「二十年……長かった……
この神征に参加したときおれはまだ小僧だった」


神官「北門の戦闘では邪教徒の骸よりも殉教者の方が多かったのだと聞く
  痛ましいことよな」


騎士「北に向かった部隊は砦ひとつ落とすのに割りに合わぬ被害を出したそうだ
  北といえば 北の町で兵士が行方不明になっているらしい」


   ・町から出ようとすると騎士に止められる

西門「通行許可証をお持ちですか?
  アルディン様であっても勝手にお通ししたとあってはサルマーン様に叱られますゆえお引取りを……」


それ以外の門「たとえアルディン様でも通行許可証がなければお通しできませぬ」

   

〇西門前


   初回EVあり
   ナーゼルヘムと兵士が問答している


ナーゼルヘム「お主 融通が利かぬなぁ
      出世できんぞ?」

兵士「なんと申されようと結構
  後でお叱りを受けるのは手前でございますわ」

ナーゼルヘム「堅い 硬い 難い!
      まるでどこぞの英雄殿のような堅さだ!」

兵士「おお!それは恐悦至極!
英雄殿と比されるとはまことに結構なことですな」

ナーゼルヘム「それでは人生つまらんぞ?」

   後ろで聞いていたアルディンが会話に入る

アルディン「確かに心浮く事は無いな」

兵士「……おお これはアルディン様!」

   ナーゼルヘム、驚いて振り返る

ナーゼルヘム「お……」

アルディン「他意はないのだろう?」

ナーゼルヘム「フ……これは参った!
      ハハハ まさか本人が現れるとは!
      まさに噂をすれば……というやつだな!」

アルディン「お主 何を言って困らせておったのだ?」

ナーゼルヘム「失敬な 困らせるとは人聞きが良くないであろう
      まあ なんだ……壁の中に飽きたのでな
      散歩にでも行こうかと思ったのだが
      許可証だの証明書だの……(兵士に向き直る)
      俺は聖騎士なのだぞ?なんとかならんか?」

兵士「聖騎士であるサルマーン様の命令でありますわ」

アルディン「そのサルマーンがお主を探しておったぞ?」

ナーゼルヘム「ぐぅ……また説教であろうか……」

アルディン「ムウ?
     説教されるようなことでもしおったのか?」

ナーゼルヘム「……数え上げればキリが無い……が
      最近はことに口喧しいな
      立場をわきまえろ……となぁ
      ……俺も焼きが回ってきたようだぞ
      こうも愚痴をこぼすようでは……!
      人の上に立つという事も考えものだな……」

   ナーゼルヘム、去っていく

アルディン「むう……」
   
   EV終了


   ・EV後の西門兵との会話

門の兵士「聖騎士様と神官様の往来には特に注意せよといわれとります」



〇フレーニア城内


    北の行方不明者の話を聞き城内に戻る
   サルマーンの部屋の前でナーゼルヘムに会う
   

ナーゼルヘム「おお アルディン!
      神は善き者をちゃんと観ておられるぞ!」

アルディン「むう?
     絞られたわけではないのか?」

ナーゼルヘム「フフン やはり善行を重ねた者には功徳が顕れるということかな?」
   
   ナーゼルヘム 去っていく



〇サルマーンの執務室



アルディン「サルマーン 北で行方不明者が出ておるそうだが?」

サルマーン「お?
     おお!その通りだ
     お主が知っておったとはな
     ……報告では北のクローヴァという町でな
     騎士を含めた十人以上が森に入って行方不明なのだ」

アルディン「むう……多いな?」

サルマーン「……が フレーニア勢ではないようでな
     ……どうも魔獣の類が出るらしいのだが
     ……フン
     周辺の住民を殺しすぎて有効な情報がまるで無いわ!
     マジドというのが北面を指揮していた騎士なのだがな
     どうやら行方の分からない騎士というのがマジドのようなのだ
     まったくアタマの痛い話よ」

アルディン「むう……
     ……サルマーンよ
     俺が出向こう」

サルマーン「……フハハハハ!
     何を言うか
     お主は仮にも筆頭騎士であるぞ?
     こんなつまらん事件に聖剣拝領までした聖騎士を送れるものか」



アルディン「しかしサルマーンよ……」

サルマーン「しかしもカカシもないぞ
     それにこの件はもうナーゼルヘムに一任したわ
     明日にも調査隊を選出し送り出す手筈だ
     これはおぬしの出る幕ではないな

     ……ナーゼルヘムのごときダダをこねてくれるな」

アルディン「むう……」

サルマーン「……通行手形は出さんぞ
     じきに軍の再編が終わる
     そうなればお主らには将として指揮を執ってもらわねばならんからな
     残党とはいえ一つに集めれば相当の数だ
     西に逃げ延びたのは王族だというから
     小勢だといえ放っておくわけにはいかんしな」

アルディン「……ムウ」

サルマーン「通行手形といえばナーゼルヘムに与えたが……
     何やら不安になってきたな……
     兵の選抜も俺がやるべきだったか……」

     兵士が入ってくる
     サルマーンに大量の書簡を押し付けていく

兵士「閣下こちらに認めを……」

サルマーン「……多いな……
     兎に角今 勝手に動かれてはたまらんわい!」

兵士「次はこちらを…………」

サルマーン「ヌ…………」


  

〇城内


   城内で通行許可証を持つナーゼルヘムと出会う


ナーゼルヘム「おお アルディン
      これはちょうど良いところに来た」

アルディン「ウム?
     ちょうど良いとは
     何か用でもあったか?」

ナ-ゼルヘム「フフフ これを見てくれ」

アルディン「ム?
     ……通行手形か
     クローヴァ……であったか?
     そこに行く調査隊のためのものであろう?」

ナーゼルヘム「お 知っているということは既にサルマーンから聞いていたか
      ならば話は早い
      サルマーンめ 調査隊の人選と編成を俺にやれと言ってな
      この手形と支度金をもらったのだが
      調査隊の中に俺の名を入れてやったのよ!
      ハハハハハ!」

アルディン「ムウ……
     お主それほどに城外に出たかったのか?」

ナーゼルヘム「それはそうだ
      アクサからこちら休む間もなく戦働きだぞ?
      折角緑豊かなフレーニアにやってきたのだから遊山の一つもしたいではないか?」

アルディン「お主……!そんな理由で」

ナーゼルヘム「待て!聞け!
      ちゃんと貴公の名も書いてある!
      ……いや 待て!そう怖い顔をするな!
      理由を話そう!」

アルディン「……むう」

ナーゼルヘム「行方不明事件は魔獣の仕業だという話だが
      十人以上が帰らないというのは少々異常ではないか?
      騎士まで帰ってこないといのだから適当な人選では被害を拡大するだけだと思うのだ
      だからな 俺と貴公でさっさと解決した方が良いという考えあっての事だ」

アルディン「……むう 筋は通っておるが
     サルマーンは聖騎士は出せぬと言っておったぞ?
     欺くことにはなるまいか?」

ナーゼルヘム「サルマーンの立場ではそうであろうな
      だがそれは公には無理だという事であろう……
      心中ではきっと我々に行って欲しいと思ってるに違いないぞ?」

アルディン「むう……」

ナーゼルヘム「まあそんな訳でな 聖騎士としては出られんから装備は用意しておこう     
      サルマーンにバレ……いや知れたら立場上認められんだろうから明朝出発としよう
      それまでに準備をしておいてくれ

      ……おお そうだ
      出発までサルマーンと顔を合わさんようにな
      貴公は嘘がヘタだ」

アルディン「む…… うむ」



〇城内


  ・ナーゼルヘムとの会話後、サルマーンに呼び止められる


サルマーン「おお アルディン
     ナーゼルヘムを知らぬか?」

アルディン「〇〇(会話した場所)に居ると思うが?」

サルマ-ン「(ちょっと間)おお
     そうか
     ところでナーゼルヘムめ何かよからぬ事を考えておる気がしてならんのだが
     アルディン
     お主 何か知らぬか?」

   ・選択肢
   「何も知らない」
   「俺も一緒に行く」


   ・「何も知らない」
アルディン「む……
     すまぬが何も知らぬな……」

サルマーン「(ちょっと間)そうか
     では本人に直接質すよりほかあるまいな……
     おお 手間を取らせた……!」

   サルマーンはナーゼルヘムの居る方角に去っていく


   ・「俺も一緒に行く」
アルディン「ムウ……
     サルマーンよ
     実は俺も行くことになっているのだ」

サルマーン「(ちょっと間)フハハハハ!
     お主の冗談は詰まらんぞ?
     もうちと気の利いた事を言ってくれい
     フハハハハ!」



   ナーゼルヘムの居る方角に去っていく


   翌朝


〇城下 西門前(早朝)


   門の前で待つアルディン
   ナーゼルヘムがカリムとエルナーズを伴ってやってくる


ナーゼルヘム「早いな 待たせてしまったか?」

アルディン「むう……いささか
     ……その二人は?」

ナーゼルヘム「おお この二人は聖騎士見習いだ」

エルナーズ「エルナーズです」

カリム「カリムでございます
   ご神征の英雄アルディン様のお伴ができるとは光栄です……!」

アルディン「ウム……二人ともよろしくたのむ
     ……しかしナーゼルヘムよ
     連れて行くのは二人だけか?」

ナーゼルヘム「俺と貴公が行くのだ
      十分であろう?
      これ以上ゾロゾロ居ても足手まといというものではないか」

アルディン「むう……」

ナーゼルヘム「それより装備を用意したからな確認してくれ」

   ※装備変更


ナーゼルヘム「どうだ?」

アルディン「……む
     すまぬが剣をくれぬか?」

ナーゼルヘム「貴公にはコラーダがあるではないか?」

アルディン「これは聖騎士筆頭の証
     聖騎士として任にあたるのでは無いのだから佩いては行けぬ」

ナーゼルヘム「生真面目なことだな……
      しかし すまぬが剣は用意してこなかったぞ?」

   アルディン、少し考えてから門番の兵に声をかける

アルディン「……お主」

門番の兵「ハ?私でありますか?」

アルディン「ウム……すまぬが腰の物を貸してはくれぬか」



兵「は?これは支給品の鋳物ですが……」

アルディン「うむ それで構わぬ」

兵「はぁ……では」

アルディン「ム すまぬな

     うむ ついでに一つ頼まれてくれぬか?
     しばし待て……
     ……

     ……ウム
     この手紙をこの剣と一緒にサルマーンに渡してくれ
     頼むぞ」

兵「は ははーっ」

   ※装備変更
 

ナーゼルヘム「……おい アルディンよ
      そんな事をしてはバレてしまうではないか」

アルディン「……既に見透かされておるわ」

ナーゼルヘム「なに……
      貴公さては……?」

アルディン「さあ
     気晴らしに行くとしようではないか……?」

ナーゼルヘム「フ……
      ではいざ出発!」

   門を出る
   門を出るとバイア・フレーには戻れない



『竜退治』

   

〇鉱山の町クローヴァ


   アルディンたちは身分を隠している
   普通の騎士と従者として町に入ろうとする


〇町の入り口


   門番とやりとりのあと守備隊長が呼ばれてくる

守備隊長「おお よくぞ参られた
    方面統括官であるマジド卿が不在なので私がお相手し申す
    それでは令状を拝見……
    騎士ナーゼルヘム
    騎士アルディン
    従騎士カリム
    従騎士エルナーズ……ほぉ
    女人とは珍しい……

    うむ……それではアルディン殿……
    ……アルディン?
    ……ナーゼルヘム?
    !
    ほあッ!
    こ こここッ
    これは大変失礼いたしました!」

ナーゼルヘム「ハハハ!
      バレてしまったか」

アルディン「むう
     ……然もありなん」

   場面転換
   
   時間経過


〇部屋の中


   行方不明事件ついて聞く
   主にナーゼルヘムが話しをする


ナーゼルヘム「……と まあそういうわけで
      隠密ゆえ口外無用でたのむぞ」

守備隊長「は はは」

アルディン「……くだんの
     森に巣食う魔獣の事だが……」

ナーゼルヘム「おお そうだな
      城下では竜だとの噂もあったが
      どうなんだ?」

守備隊長「はは
    町の北にフリウリと呼ばれる峠があるのですが
    何でも霊峰だとかで
    その真偽を確かめるのに兵を送ったところ……」

ナーゼルヘム「帰ってこなかったと?」

守備隊長「は……
    ちょうどその頃
    ふもとの森で竜を見たとか見ないとか
    そんな噂もありまして
    それを耳にしたマジド卿が興味を持たれまして
    従者を連れて狩りに行ったのですが……」

ナーゼルヘム「帰ってこなかったか」

守備隊長「は……
    しかしマジド卿も剛で鳴らしたお方
    エン・メサの岩竜が相手ならともかく
    フレーニアのとかげの如き竜などに遅れをとるとも思えませぬ」

アルディン「ムウ……」

ナーゼルヘム「フフン
      それではそれを確かめに行くとするか」



〇クローヴァの町の中


   

・町の中での会話


騎士「ここは良質な鉄が採れるのだ」

兵士「ここにあった武器は片っ端からぶっこわしただ
  神官様がお祈りしたあと火にくべて作り直すだよ」

兵士「オレっち クニじゃ鍛冶屋やってたんですがね
  ここはスゲーっすヨ
  良い鉄は採れるし
  薪を採る木も水も豊富でヤスからね!」

魔獣に詳しい騎士「竜は縄張り意識が強いから普通は群れる事はないんだ」

神官「北の森を抜けていくと邪教の神殿があるらしい
  すぐにでも浄化するべきだが今は兵が動かせんという
  忌々しいことだ」


〇フリウリ峠


   しばらく進んだところで竜と遭遇する
   初回はEV戦闘、3匹ほどと戦闘

ナーゼルヘム「出たぞ!」
   
   戦闘

ナーゼルヘム「こいつら……
      竜が群れを作っているのか?」

アルディン「ムウ……」

ナーゼルヘム「フフン
      これはなかなか緊張感があるな」


〇道中


   途中で騎士マジド卿達の亡骸が見つかる
   調べると「ムースクラ」を入手できる


アルディン「……ムウ
     この装いは騎士か?」

ナーゼルヘム「この鎧……
      ……どうやらこれがマジド卿のようだな
      大方従者が先に倒れ残った卿もなぶり殺しといったところだろう
      しかし
      幾人かひしゃげたような死に様なのが気になるな……」


〇フリウリ峠 山頂



アルディン「……ムウ」

ナーゼルヘム「どうやら ここが頂のようだな」

   何か大きなものが近づく音(ズシンズシン)

アルディン「……む
     見事な……」

ナーゼルヘム「コイツは凄いな……
      (エルナーズとカリムに)二人とも死ぬなよ?」



   ギータと戦闘
   戦闘終了後イベント


ナーゼルヘム「いやはや
      コイツが元締めであったか
      なるほど こんなのでは竜どもも従わざる負えん
      所詮 世の中力が全てということか」

アルディン「……ムウ」

ナーゼルヘム「(ちょっと間)では帰るとするか
      マジド卿も弔ってやらねばならぬしな」

アルディン「……ウム」

   以降、峠には入れない


〇クローヴァの町



ナーゼルヘム「さて
      俺は一応調査隊の隊長として事後処理があるのだが
      貴公 先に帰るか?」

アルディン「……ム
     ……俺がおっても出来る事はなさそうだな
     すまぬがそうさせてもらうとしよう……」







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