2013年6月9日日曜日

形容詞マニアックス




子供の頃大好きだった本を、唐突に紹介してみたくなりました。その名も「言葉図鑑」。
どういういきさつで手に入れたのかはすっかり忘れましたが、この「かざることば編」などは、もうゲラゲラ笑いながら読んでいた覚えがあります。




海のトレンドリーダー。


まあ、アシモとかもじっさいうちにいたら
わずらわしいだろうな。


あっ、僕、児ポの単純所持で捕まってしまう。
えげつない!五味太郎!


と、こんな具合で「普通、その形容詞とその名詞をくっつけないだろ!!」みたいな、ツッコミどころが満載なのですけど、一方でその違和感によって本来の形容詞が持つニュアンスとか質感を引き立てることにも成功していて、今見ても飽きない一冊だったりします。

制作中のゲームについて語るブログなのに……のようでいて、わりと核心にふれる話をしたような気になっている今日この頃。
すみません、次はもうちょっとちゃんと、しかしええかげんなことを書き散らかします!

2 件のコメント:

  1. 塾で小学校低~中学年に作文指導するのにこの絵本のシリーズを使っていたのを思い出しました。言葉の意味を解説する説明文を書かせる、とかですね。「えげつない」とか、すぐには分からないので。
    児童書って大人になって読むとけっこうブラックなものも多いですね…。

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  2. 言葉のニュアンスを伝えるにはもってこいの本でしたね!
    「ブラック」といえば、この本にも、絞首刑のおもちゃを指して「ふきつなおもちゃ」ってのがありました(笑)。

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