2012年5月13日日曜日

中世スキー必読の小説(と、必見のドラマ)


修道士カドフェル


エリス・ピーターズ著の小説。イギリスではドラマ化もされました。
かつて十字軍遠征にも参加した主人公カドフェルは、今はシュールズベリにある修道院で薬草園を管理しながら静かに暮らしています。
そんな彼の近くでは、城壁に捨てられた死体が一体多かったり、関節の薬を使った毒殺事件が起こったり、「悪魔の見習い修道士」が登場したりといった事件が発生するのですが、その都度、「俗事に通じた修道士」ならではの機転を利かせて問題を解決していきます。
シュールズベリ執行長官のヒュー・ベリンガーや修道院長のラドルファス、その腰巾着であるブラザー・ジェロームなど脇を固める「中世ならではの人々」も魅力的。
かつて、ケーブルテレビでドラマ版を観たことがあるのですが、主人公を演じるデレク・ジャコビの演技は飄々としたカドフェルの人柄がよく出ています。ぜひご覧頂きたいですし、私ももう一度観たいのですが、DVDボックスはむちゃくちゃ高価です。


語学に堪能な方はこちらでどうぞ!



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