2012年4月8日日曜日

中世スキー必見の映画

われわれ 「中世スキー」を満足させてくれる映画というのは、あまり多くないものです。
そんなわけで、個人的に「超」が付くほどの大ヒットだった映画「薔薇の名前」をご紹介してみます。


舞台は14世紀のイタリア。
修道士ウィリアム(ショーン・コネリー)が、弟子のアドソ(クリスチャン・スレーター)を伴って山間の修道院を訪れるところからはじまります。
そこで起きたのは連続殺人事件……。修道士達が次々に変死を遂げていくのを見て、人々はおののきます。「これは黙示録の再現だ」。

これを、ウィリアムとアドソが追うというのがメインのストーリーとなるわけですが、舞台が中世の修道院だからこそ可能となる事件の数々はとても恐ろしいものであると同時に、「修道院」という聖域において想定外のできごとに翻弄される人々の姿を笑えないという気持ちにもなります。最終的には異端審問官が乗り込んできて、事態はどんどん恐ろしい方向に……。



映画版は、小説版にあるような背景の膨大さはいくらか省かれていますが、「ラストダンジョン」の壮大さは圧巻。中世スキーは、脳内麻薬がほとばしって止まらなくなるほどの興奮を味わえるであろうことを保証いたします。


次回更新予定 4月15日

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